Yahoo! Pipesが2015年9月30日でサービス終了していたと題して、情報共有をします
Yahoo! Pipesとは、本家アメリカのYahoo!が2007年2月から提供していたウェブアプリケーションで、RSSや外部のサービスなどのさまざまな情報をまとめたり、マッシュアップすることができるサービスです。
GUIベースで簡単な処理のボックスを配置していき、それをパイプで繋いで処理の流れを視覚的にわかるようにする面白いシステムでした。
類似したサービスもいくつか登場し、1つの流行になるかと思われましたが、結局ベータ版のまま終了してしまいました…。(汗)
私は自分のサイトが吐き出すRSSを1つのRSSにまとめる為に利用していましたが、最近になって停止していることに気がつきました。
こちらの作った自作CMSのRSS作成処理に問題が…と思って調べてみても、特に問題無く動作しています。
そこでYahoo! Pipesのサイトにアクセスしたところ、画面が全く表示されず、存在しないことになっていました。
サービスのURLが変わったのかな?とネットで調べてみますと、「Yahoo! Pipesが2015年9月30日でサービス終了」という記事を見つけました。
なんと…。(汗)
1度作ってしまえばほぼ放置でしたので、余程新しいパイプを作るなど活用していませんと、サイトへ訪問することはありません。
サービスの終了のアナウンスも、ものの見事に見逃していたことになります。
しかしYahoo! Pipesは1つ1つは単純ながら、組み合わせたら面白い事ができそうでしたので、時間ができたら何かサービスの1部に組み込む予定でした。
もしたくさんのサービスを作り込んでいましたら、今頃大変なことになっていたかもしれません。
外部サービスの手軽さの裏にある怖さですね。
さて、Yahoo! Pipesがサービス終了してしまいましたので、代わりになるものを探さなければなりません。
私の場合、Yahoo! Pipesのような複雑な処理がほしいわけではなく、単純に複数のRSSをまとめて1つのRSSにしたいだけです。
その機能に特化したWEBサービスを探してみます。
■ChimpFeedr
実働しているが、ChimpFeedrで作ったフィードは新しい記事を書いても反映されないとのことで意味がない。
■MixFeed
2009年をもってサービス終了…。
■はてなRSS
2010年をもってサービス終了、はてなアンテナに生まれ変わるもリーダー機能しかなく、まとめたRSSを取得することはできない。
■RSSまとめ
RSSを5つまでまとめられるが、将来的にマネタイズのため広告を挟み込む予定とのこと。
結局、私の利用に満足できるものはありませんでした。
なければ自分で作ればいいじゃない、ということで、RSSをまとめるシステムを自分で作ってみました。
今回の目的は、自分で作ったブログやWEBサービスの出力するRSSをまとめる機能です。
この手のサービスは、登録されたRSSを定期的に全て巡回してデータを収集する方式だと思います。
ただそれですとサーバに負荷がかかりますし、効率も良くありません。
そこで目的のブログやWEBサービスからpingを受け取り、それをトリガーにして目的のRSSだけを収集するようにしました。
これで必要な時に、必要なRSSだけ取得する効率の良い処理になるはずです。
収集したデータはDBに格納しますので、pingのトリガーのあったブログやWEBサービス以外のRSSデータを混合した、1つにまとめたRSSが問題無く作れるわけです。
簡単な仕組みなので、既に実装済みで問題無く動作しています。
どうせであればサービスとしてリリースしたいところですが、サーバに負荷がかかる上にマネタイズも難しく、私一人で使うことにしました。
上に挙げた類似のWEBサービスも、それがネックで閉鎖や使い易さを犠牲にしているところからして、この選択は正解だと思っています。
まぁ、集客や知名度といった観点では効果がありそうですが。(笑)
ニーズがあって気が向きましたら、プログラムを公開するかもしれません。
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